This California Life

90年代ヒップホップ炸裂『Dope』ファレル・ウィリアムス製作の超ドープな青春映画

Dope (原題:ドープ)2015年

スクリーンショット 2015-10-18 22.07.49

LAの危険地域イングルウッド

LAの中でも危険な地域として地元の人は近づくことのないイングルウッドに住むマルコム。ここに住む黒人青年というだけで、犯罪に手を染めてそうなイメージを持たれるのが普通なのですが、マルコムはそんなこともなく至って普通の青年。頭も良く成績も校内トップのため、全米でもランクの高い難関大学への入学を希望しています。

いつもつるんでいるJibとDiggyとは放課後の校内でパンクバンドの練習をするのが日課。危険地帯に暮らす彼らも精一杯の普通の生活を送ろうとしていますが、ある晩参加したパーティーで麻薬の入ったリュックを持って帰ってきてしまったことから思いも寄らない事態に巻き込まれ、追われる身に…。

タイトル『Dope』がすべてを物語っている

いろんな意味のあるDopeとい単語。題名に使ったドープとは、イケてるという意味ですし、劇中大きな役割を持つ麻薬、そしてバカという意味にも。まさにこの単語一つが映画を物語ってしまっています。

最近流行りのイケてるオタク “Cool Geeks” たち

映画の中でマルコムたち3人は、Geek(オタク)として描かれていますが、あくまでもこれってイングルウッドに住む黒人たちから見た彼らがイングルウッドに属すような格好や生活をしてないからだけなんですよね。黒人は白人のような格好をするべきじゃないとか、勉強なんてできなくていい、みたいな。なので、私なんかからすると普通にヒップスターに見えます。

ってわけで、この映画一言でいうならば、白人の場合ジョック vs オタク だけど、黒人に置き換えたらドラッグディーラー vs オタクになりましたよっていう…。でも、ここ最近はオタク=イケてるっていう方式にもなりつつあるので(何オタクかにもよりますよ、もちろん)トレンドでしょうね。

ちなみにちょうど去年『Dear White People』という作品で、同じように世間が持つ黒人のステレオタイプに当てはまらない黒人というテーマのコメディがあったのを思い出しました。

DEAR WHITE PEOPLE

90年代KIDSにはたまらん!

ファレルと並びA$AP Rockyやショーン・コムズもプロデューサーとして名を連ねているだけあり、音楽のセンスは抜群。惜しげもなく90年代のヒップホップが流れ、一緒に見ていたLA育ちの彼は懐かしいとノリノリ… 笑 N.E.R.Dのファレルとして知っている私のような世代にはほっんとたまんなかったです。劇中のマルコムたちのバンドの曲もファレルが作ったそうです!

キャストにはレニー・クラヴィッツの娘ゾーイ・クラヴィッツや、『グランド・ブダペスト・ホテル』のトニー・レヴォロリなど!

ラキム・メイヤーズ(A$AP Rocky)
ブレイク・アンダーソン
シャメイク・ムーア
ゾーイ・クラヴィッツ
トニー・レヴォロリ
キーアージー・クレモンズ
監督:リック・ファマイイワ

URL :
TRACKBACK URL :

Leave a comment

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


Return Top