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米国から東欧に嫁探し!メールオーダーブライドビジネスへ密着したドキュメンタリー『Love Me』

Love Me (2014) アメリカ

lovememovie

Netflixには劇場公開まではいかないけど興味深いドキュメンタリー作品が多いのでとっても重宝しています。先日も、個人的におもしろかったーと思う作品を鑑賞したのでご紹介。こういうアメリカの裏事情を暴いたドキュメンタリーって私大好きなんですよ。

メールオーダーブライドとは

改めまして、今回のドキュメンタリー映画「Love Me」についてですが、とあるビジネスへ密着したものなのです 。そのビジネスというのが結婚の仲介サービス。ただ、普通のサービスではなくMail Order Bride (メール・オーダー・ブライド)というものになります。ところで、この言葉って聞いたことありますか?英語からイメージできるかとは思いますが、有料のウェブサイトなどを仲介しアジアや東欧、南米諸国といった貧しい国からアメリカなどの先進国へ嫁ぎにくる人たちのことですね。この映画では、その仲介業者を使い東欧へ170万円もの大金を払い嫁探しツアーへ参加するアメリカ人男性数名とオーストラリア人男性に密着したドキュメンタリーになります。

このようなビジネスはもちろん日本にも存在していますけど、改めてこのようにドキュメンタリーとしてみると興味深かったです。

仲介業者も元メールオーダーブライド

映画で取り上げられているアメリカとオーストラリアの仲介会社2つですが、実は両方とも元メールオーダーブライドでアメリカとオーストラリアに渡りましたという人たちが経営をしています。夫婦で撮った動画をアップしてはほら、最愛を人を見つければこんなに幸せなんだよといったアピールをして客を集めていますが、アメリカの会社のほうは東欧まで嫁探しグループツアーを組むほどの徹底ぶり。ただこのツアーに参加するのには日本円で約170万円もの大金を支払わなくてはいけません…言葉通り人生を掛けた旅行になりますね。

メールを送るのは一通10ドル

密着することになる男性陣ですが、一番若い人で38歳。ほとんどが50代後半から60代でしたね。離婚歴のある人もいれば、一度も恋愛すらしたことのない人まで様々。彼らは仲介業者に登録されている女性のプロフィールを見て気に入った人にメールをするわけですが、そのメールってのも送るのに一通日本円で1000円弱掛かるわけで。東欧の女性はほとんど英語が話せないため、メールのやりとりには有料の翻訳サービスもありそれを使うとまたいくらって形でどんどん課金されていきます。

男性の中には一人のお気に入りの子と8ヶ月もメールだけのやりとりをしていて100万円近く払っているといったつわものも。この時点で相手も本気だったらやり取りにお金の発生しない個人のメールアドレス教えると思うんだけどねぇ。そういったちょっとおかしいなっていうサインも見てみぬふりをしているこの男性、実はあとでとんでもないことになってしまうんですが…

ウクライナへのグループ婚活ツアー代金は170万円

サイトでお嫁さん探しをしている男性が実際に女性たちに会いに行くにはこの仲介業者が企画している東欧婚活ツアーに参加します。10日間で170万円!毎回約40人もの男性が参加。現地では女性200人を相手にパーティー。ウクライナの各都市で行われるため男性はバスに乗り皆で3都市のパーティーを周るのです。そこではメールでずっと話をしてきた女性に会う人もいれば、そこで知り合って即婚約の人などもいるわけでして。言葉も通じないのにすごいですよね。

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loveme3メールのやり取りに100万円近くも貢いでいたある男性はそのパーティーでアンジェリーナ・ジョリー似の女性と会う約束をしてきました。彼は170万払いこのツアーに参加した理由は彼女にプロポーズをしにきただけというまぁアホなんだか一途なんだかで。結局、約束の日彼女は現れず。どうしても彼女に会いたいので、無理を言いツアーのスタッフに頼み彼女を連れてきてもらいます。やっと会うことが出来、その場では結婚の約束を通訳を通じしてきますが、結局アメリカに戻ってからは音信不通に…一体この人は彼女とのやり取りにどれだけの大金を使ったのでしょうか。恐ろしい。

また、ツアーのパーティーで一目惚れをし、その後婚約指輪を持って再度ウクライナに来たアメリカ人男性。彼女の家に泊まっていましたが、もっとラブラブな生活になると思えばそうでもなく…しまいには警官だと言い張る怪しい男2人組が突然押しかけ、40万ほどを払わないと彼女を逮捕すると脅される始末。これをきっかけに婚約は思いとどめましたが、結局これも詐欺だったんだろうとショックを受けて傷心のまま帰国します。

悲惨だったオーストラリア人男性

密着した男性の中に一人、オーストラリアの仲介業者を利用しこれまたウクライナの女性に熱を上げてしまっている人がいたのですが、彼がなんといっても一番自業自得というか…まぁ、そんなおいしい話はないだろうに、なぜ見抜けないのって思いました。密着した男性の中でも特に気持ち悪かったですし。三度の離婚歴があるだけある。

見た目はね、どこにでもいそうな太っちょの白人男性。歳は60超え位でしょうか。彼がお嫁さん候補とぞっこんになった相手は39歳と、彼からすれば娘でもおかしくないくらいの年齢です。彼の場合、アメリカの会社ではなくオーストラリアの会社を使っているためツアーの用意はなく自らウクライナへ彼女へ会いに行っちゃいました。シングルマザーをしている彼女の家で過ごすことになり、その滞在で婚約。次に会うのはバリ島での結婚式です…って展開速すぎでしょ。

しかも英語はほとんど出来ないので意思の疎通どころじゃありません。彼が全ての費用を負担しバリ島で再開しますが、実はその式の前に彼女の知り合いだと名乗る人から怪しいメールが届きます。彼女はこういった仲介業者に何個も登録をしていて男性からお金だけ奪っている、結婚式には現れることはないでしょう、と。不審に思いましたが、彼女も娘2人もバリ島にやってきて無事式は挙げたのでした。あとはオーストラリアのビザを取ったら渡濠ね、とまたウクライナへ戻ってしまいました。問題はそのあと、なんと彼女と音信不通になり6ヶ月が経っていたのです。

ここまでのやり取りで一年くらいたっているわけですよ。やっと、いい加減おかしいだろうとウクライナへまた行きますが、彼女は何も説明することなくあなたとはやっていけないと指輪をさっさと渡して追い払ってしまいます。

今更あの式の前にきた怪しいメールは本当だったんだなぁって言うわけですよ。遅いって。明らかに言葉の通じない相手で旅費も全部こっち持ちで言葉も通じない、しかもつりあわないほどの美人だったら怪しいって気づけよーって。

もちろん、嫁さんを貰う人もいます

と、ここまでは酷い話だけを書いてきましたが、中には本当に国を出てアメリカで心機一転新しい生活をはじめて家族も持ちたいという人も存在します。このドキュメンタリーを見てだけの勝手な感想ですが、やっぱりあまりにも美人過ぎる人はそのパターンではなかったですね。普通の子のほうが真剣度が高い。

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ウクライナでは十代で結婚する人も多いという中で30歳で独身の女性は、この密着ドキュメンタリーの中で一回り歳の離れたアメリカ人男性のもとへお嫁へ行っていました。両親はしょうがないといって送り出していたけれど、複雑な気持ちでしょうね。

監督:Jonathon Narducci

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