This California Life

『ノーマル・ハート』:エイズと戦ったニューヨークのゲイコミュニティを描いたテレビ映画作品

The Normal Heart /ノーマル・ハート (2014) アメリカ

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ストーリー

1980年代のニューヨーク。ゲイ・コミュニティの中では、ゲイだけに発祥するという謎の病気『ゲイの癌』(のちのエイズ)が急速に流行り始めていた。友人を次々となくしていくのにも関わらず政府は何もしようとせず見殺しにされている現状をなんとか変えようとボランティアで行動を起こしていくネッド。そんな活動をする中、とても魅力的な青年フェリックスと恋に落ちるが、フェリックスも病に冒されてしまう…

感想

テレビ映画とは思えないほどの豪華キャストと、素晴らしい出来の作品。先日発表されたエミー賞にも最多ではありませんでしたが16個ものノミネートを果たしました。とにかく、キャストが素晴らしい!普通の映画ですら集まらないだろうと思えるほどの俳優陣たちです。

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左から、

ジム・パーソンズ(The Big Bang Theory)
テイラー・キッチュ (ジョン・カーター)
マット・ボマー (ホワイトカラー)
マーク・ラファロ (アベンジャーズ、キッズ・オールライト)

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皆と同じ人間であり、同じハートを持って人を愛しているのにも関わらず、その相手が同性というだけで差別される。ゲイだけに掛かる病気だからと、助けようともしないアメリカ政府。病院にいっても治療なんてしてもらえず、死を待つのみという状態。エイズがなにものかわかっていない時の対応が酷すぎる。主人公であるネッドは何もしない政府に対し、これはゲイに対する政府の陰謀ではないのか?僕らを消そうとしているのではないか?とまで考えるんですよね。

マーク・ラファロ演じるネッドとマット・ボマー演じるフェリックスの二人の残酷な運命も、見ていて胸が締め付けられる感覚でした。ジュリア・ロバーツ演じる医者以外、コミュニティの外(コミュニティ内ですら、エイズの感染をとめっるため必死でセックスをするなと訴えても聞く耳をもたれないし)では誰も協力的ではなく、必死に愛するフェリックスを救おうとする姿が本当に痛々しくて悲しくなりました。

同じく、エイズのパンデミックを描いたドキュメンタリー作品の『We Were Here 』も合わせて見て欲しいですね。こちらは実際に友人たちが死んでいく時にその場にいた人たちのインタビューや写真なども出てきます。

日本では11月29日にスター・チャンネルにて独占放送です!

 

マーク・ラファロ
マット・ボマー
ジュリア・ロバーツ
ジム・パーソンズ
テイラー・キッチュ
監督:ライアン・マーフィー

アメリカ 2014年
ドラマ
★★★★★

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