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ザック・ブラフ新作『Wish I was Here 僕らのいる場所』 は終わりで始まりの4日間と一緒に10年過ごした人へ送るインディーズ映画

Wish I was Here (2014)

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ストーリー

ロサンゼルスに住む”俳優”のエイダン。35歳で小学生の子供2人がいながらも、俳優業では成功できないでいる。看護師をしている妻のおかげでなんとか生活をしているような状態だが、エイダンの父親の先が長くないことがわかり、子供たちの学費のサポートはこれ以上行なえないと言われてしまう。公立の学校へは行かせられないと、2人の子供はホームスクールで教育を受けさせると決めたが、エイデンなりのユニークな方法で子供たちと時間を過ごすうちに彼なりの人生の意味を見出していくこととなる。

感想

基本は頼りない父親とホームスクールをさせている子供たち2人とのストーリーがメインですが、彼のこれまたダメな弟と、先が長くない父親との交流によって、soul-searchingをしていく30代の男性のお話です。

『終わりで始まりの4日間』ことGarden Stateから早10年。やっと出たザック・ブラフによる新作ですが、Kickstarterで資金集めをしていたんですね、これ。前作はインディーズ映画としての評価が高く、The Shinsなどのインディーズバンドの曲をストーリーにも取り込んで、まさにインディーズ好きにはたまらない一本だったんですよね。私も彼のセンスに惚れ込んだ一人ですから。そんな経緯もあり、やっとザック・ブラフが新作を出すのか!とあの頃10代だった私たちは喜んだのですが…

いい意味でも悪い意味でも、ザック・ブラフの映画です。The Shinsの曲はもちろん、『終わりで始まりの4日間』で使われていた “インディーズ映画っぽいなーこれ” といったシーンのオンパレード。メインキャラクターのエイデンは前作のザック自信が演じたキャラクターそのものですし、いい意味で『終わりで始まりの4日間』っぽい。悪い意味で、結局ザック・ブラフが映画を撮るとこうなっちゃうのねといったところでしょうか。

でも、それでいいんです。ザック・ブラフのファンは皆そう思ってるはず。彼が撮る映画はThe Shinsが流れてきていて、カメオでジム・パーソンズが出てきて、カメラワークも一緒で、いいんです。それがザック・ブラフだから。映画通からすれば、ただのよくあるIndie Clichéでしかない作品だとは思います。でも、『Wish I Was Here』を見て、あの頃から10年かーと『終わりで始まりの4日間』を思い出して感傷に浸れたので、ファンとしては満足です。

ザック・ブラフ
ケイト・ハドソン
ジョーイ・キング
ドナルド・フェイソン
ジョシュ・ギャッド
監督:ザック・ブラフ

アメリカ 2014年

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